１６歳でソフトバンク入り、アルモンテが韓国遠征で７戦４発１１打点。球団育成戦略が開花するか

　ホークスの３軍は５月２３日～６月１日の期間で韓国に遠征し、同地プロ球団のファームと連日試合を行っている。ハンファイーグルス、KTウィズにそれぞれ２勝１敗と勝ち越した。

　そして、３０日からは最終カード。昨季の韓国王者、起亜タイガースのファームとKIAチャンピオンズフィールドで３連戦を行い、初戦を６－０と快勝した。

　ここまでの７試合で４本塁打、１１打点と大暴れしているのがデービッド・アルモンテ内野手だ。

　３０日の試合では、８回の第４打席で打った瞬間に確信の一発。豪快にバットを放り投げて悠々とダイヤモンドを一周した。

　ドミニカ共和国生まれのアルモンテは２０２３年１２月、１６歳の誕生日を迎えた直後にMLB球団からの誘いもあった中でソフトバンクと契約した。翌春に来日。１年目だった昨季は公式戦出場ゼロで、３、４軍戦が主体の非公式戦で４０試合に出場して打率．１８８（１１２打数２１安打）、２本塁打、１６打点の成績だった。メジャーも注目したプロスペクトとはいえ、やはり経験不足や基礎体力面の課題などが否めない印象だったものの、１７歳となって迎えた２年目の今季はすっかり見違えた。

　入団時は身長１８５ｃｍで体重８２ｋｇのプロフィールだったが、現在は「１０２キロあります」と話す。

【韓国遠征取材。その最初の日に素晴らしい２発のホームランを目の当たりにしました。記事の続きはサポートメンバー登録で読めます。ご登録お待ちしてます。登録日から１か月後まで有効なので、月末でも安心してご登録ください】