支配下登録→育成逆戻りの通告……当事者の声<宮崎颯投手に取材>

プロ野球は厳しい世界なのは分かっています。シビアな現実を当事者はどう受け止めたのか。
田尻耕太郎 2025.10.30
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 ホークスは27日、支配下6選手と育成2選手の計8選手に来季の戦力構想外通告を行いました。個人的には、その中に宮崎颯投手の名前があったのが意外でした。

 宮崎投手は大卒1年目のシーズンにいきなりトミー・ジョン手術を行って長いリハビリ生活からのスタートになりましたが、やっと本格復帰した今季はシーズン序盤からパワフルな投球とその一方で制球力の良さも発揮して、ウエスタン・リーグで好投し続けました。

 7月末に支配下登録を勝ちとった時点では20試合に登板して1勝1敗3セーブ、防御率1.11をマークしていました。

 すると、ほどなくして1軍昇格。8月3日の楽天戦(みずほPayPayドーム)でデビュー登板を果たし1回2安打無失点。5日のロッテ戦(ZOZOマリン)も1回1安打無失点と、完ぺきではないもののホームを踏ませないピッチングを見せました。

 持ち味の150キロ前後の力ある直球に加え、小久保裕紀監督が評価したのは出どころが見えづらいフォーム。

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