奥村政稔、挨拶のため筑後へ。「投げっぷり」が誰よりも似合う右腕の軌跡

来季構想外を告げられた奥村政稔投手が挨拶のために筑後を訪れました。私も少し話をしました。野球界の秋は1軍の上位チームは熱い反面、寂しい季節でもあります。
田尻耕太郎 2023.10.06
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 ホークスから来季の構想外と告げられた奥村政稔投手が6日、挨拶のためにHAWKSベースボールパーク筑後を訪れていました。

 スーツに身を包みグラウンドへ。毎秋に目にする光景ですが、本当に寂しい限りです。私も握手を交わし、少し会話もしました。完全に辞めると決めたわけではなく、どこかオファーをくれる球団があれば「断る理由なんてない」と言います。

 ただ、その一方でこうも言いました。

「やり切りました。後悔もないです」

 本当に、投げっぷりという言葉が誰よりも似合う投手でした。

「今日は腕も振りましたが、頭は確実に振れていましたね(笑)」

 試合後にそんな言葉を残してくれたこともありました。

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