復帰から「復活」へ!生海が韓国遠征で掴んだもの。初アーチに「気分は最高」

脳挫傷から実戦復帰を果たした生海外野手。待望の初ホームランを韓国遠征で放ちました。
田尻耕太郎 2025.05.31
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 脳挫傷の診断から、今年5月3日に実戦復帰を果たしていた福岡ソフトバンクホークス・生海外野手。5月末現在は3軍の韓国遠征に参加しており、29日のKTウィズ戦(イクサン)で復帰後初のホームランを放ちました。

 1―1で迎えた2回表の第1打席。大きな放物線を描く一発だったといいます。

「気分は最高。もう最高でした。結構高く上がった打球だったので届かないかなと思いましたけど、入ってくれました。ホームランはやっぱり格別ですね。ホームランを打ちたいと思ってやっていたので」

 生海選手は福岡県北九州市出身。 九州国際大付高、東北福祉大を経て2022年ドラフト3位で入団しました。高校通算36本塁打、大学通算15本塁打をマークした右投げ左打ちのスラッガーです。また、本名は甲斐生海なのですが、入団当時のチームには甲斐拓也捕手がいたため、登録名を「生海」としました。

 1年目から1軍に昇格し、ルーキーイヤーの2023年7月22日のロッテ戦(ZOZOマリン)に「7番ライト」でプロ初先発初出場を果たすと、2打席目にライト前ヒットを放ってプロ初安打を記録。また、同年8月29日のオリックス戦(長崎)では左翼ポール際へ大飛球を放ち一度はホームランと判定されるも審判団自らのリプレー検証の結果ファウルに覆る「幻のプロ1号」という珍事もありました。

 同年オフには結婚。飛躍のプロ2年目に向かおうとしていた昨年1月に、まさかの悲劇に見舞われたのです。球団施設内で自主トレを行っていた際に、左ほおに打球が直撃。その打球事故により患部の形成手術を行い、その後「脳挫傷」の診断を受けていました。

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