ホークスちょっと昔話「新垣渚、2012年の涙の復活勝利」~新垣渚の巻
3月23日、とても楽しみなホークスOB戦がみずほPayPayドームで開催されます。
懐かしの面々が、ユニフォームに袖を通して再びグラウンドで躍動します。
彼らは現役時代にどんな輝きを見せていたのか。ホークス取材歴24年(2002年シーズンより)、ホークスの歴史をずっと現場で数々を取材してきました。そして、たくさんの原稿を書いてきました。
あの選手が当時どんな活躍をして、どんな思いで戦っていたのか。
その頃に私が執筆した拙稿ではありますが、ホークスにあった数々のドラマを、当時の熱量のまま思い出していただければ幸いです。
その名も、「ホークスちょっと昔話」。はじまり、はじまり~。

2007年に撮影
2012年4月に「スポルティーバ」へ寄稿したコラムを一部加筆・修正したもの
1273日ぶり――温かな大歓声が全身を包む。忘れかけていた武者震いするこの感覚。かつてエースと呼ばれた男、福岡ソフトバンクホークスの新垣渚がここに帰ってきた。
4月1日、オリックス戦(ヤフードーム)。一軍のマウンド自体も3年ぶりとなる右腕は見事開幕ローテの座をつかみ、その期待に応えてみせた。初回の先頭打者にヒットを許したが、その後は22打者連続無安打に抑える快投で8回までゼロ行進。9回、07年9月以来の完封こそ「あと1人」で逃したが、失点はわずか1点での27個のアウトを奪った。08年10月6日以来の復活白星を飾ったのである。
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