伸び率No.1!有田光輝(火の国)が「宮崎敏郎」でドラフト目指す【鴻江キャンプ潜入記】
20年以上にわたり数多くのプロ野球選手を中心に、ソフトボール金メダリストの上野由岐子投手や有名プロゴルファー、陸上選手らも集う“アスリートの虎の穴”。
アスリートコンサルタントの鴻江寿治氏が主宰する通称“鴻江キャンプ”が2025年1月も開催された。
鴻江氏が提唱する「鴻江理論」とは、人間の体を猫背型の「うで体」と、反り腰型の「あし体」の大きく2つのタイプに分けられるという理論。
骨盤の開きに左右差があるためで、各タイプでそれぞれに適した体の動かし方があるため、タイプに合った体の動かし方や道具を使い、アスリートはより良いパフォーマンスを発揮しケガや病気を予防することが期待できる理論となっている。また、一般向けにも健康寿命の促進に活用できるとされ、医療機関と連携するなどして取り入れられ始めている。
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宮崎敏郎の打撃フォームを模して大変身
火の国サラマンダーズの有田光輝捕手は3年連続での鴻江キャンプ参加でした。
「打球が全然違う!」
わずか5日間のキャンプで有田選手のバッティングが見違えました。打球スピードも角度も段違いに良くなったのです。なにより、素人目で分かるほど打撃フォームがガラリ一変しました。
ずばり「宮崎敏郎・打法」です。
有田選手は「あし体」の右打者です。
※うで体、あし体のタイプ診断については下記リンクへ
これまでもその体のタイプに合わせたプレースタイルを作ってきましたが、今年の鴻江キャンプではこれまで以上に「極端に」「大胆に」体で表現してやろうという気概が感じられました。あし体は左半身が強く、反り腰のためにその姿勢を生かすように背中側の力を利用した方が良いとされます。打撃の場合。打つときは反り返るように、そして横に体重移動をするのではなくその場で回転させるイメージが強くなります。
西武・今井達也はあし体の右投手。同じタイプで回す方向も同じ。話が通じ合いやすかったようだ
2025年型の打撃スタイルを見つけたのはキャンプ初日の夜でした。
【宮崎敏郎打法に至った経緯は? そして、有田選手は今オフ、野球人生を左右する“決断”もしていました。記事の続きはサポートメンバー登録で読めます。ご登録お待ちしてます】