チーム打率.349は異次元すぎる。九州アジアL首位、北九州下関フェニックス。リーグ首位打者にもインタビュー

プロ野球は「投高打低」と言われますが、九州アジアリーグでは豪快な打ち合いがよく見られます。この日の試合もそうでした。その中でも異次元の打棒を発揮しているのが北九州下関フェニックスです。
田尻耕太郎 2024.06.22
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 6月21日、ヤマエグループ九州アジアリーグ公式戦が福岡県飯塚市の筑豊緑地球場で行われ、北九州下関フェニックスと火の国サラマンダーズが対戦しました。

【6月21日 ヤマエグループ九州アジアリーグ 筑豊緑地球場 155人】

火の国     `020020101 6

北九州下関   `50000013× 9

<バッテリー>

【火】田島、●丹、波多野――有田

【北】荒巻、○伊藤、行木、中村総――宮本

<本塁打>

【火】モタ13号、オマール6号【北】藪1号

<スタメン>

【火】8アルバレス 4藤原 6大河 7モタ 3オマール 5今津 D中川 2有田 9小林

【北】5中田 6平間 8吉岡 3和希 7横山 2宮本 9藪 D鈴木 4河野

※※※※※※※

北九州下関フェニックスが「マイナス1ゲーム差」で首位

 北九州下関フェニックスがリーグ首位の貫録を見せ、火の国サラマンダーズを振り切りました。

 初回、和希の先制タイムリーや藪の3ランで一挙5点を先制。その後追加点を奪えずにいると7回表に同点とされたが、直後7回裏2死一塁で横山の中越え二塁打で勝ち越しに成功。8回裏に中田、平間の連続適時打で決定的な3点を加えました。

勝ち越し二塁打を放って喜ぶ横山。「どうしても1点欲しい場面。4番の和希さんがヒットで出てくれたので自分も続くという意識でした」

勝ち越し二塁打を放って喜ぶ横山。「どうしても1点欲しい場面。4番の和希さんがヒットで出てくれたので自分も続くという意識でした」

 この日が34試合目だった北九州は23勝10敗1分、勝率.697の戦績。2位・大分B―リングスの消化試合が42試合と多く28勝13敗と北九州より多い貯金15を作っていますが、勝率は.683と及ばないために、北九州が「マイナス1ゲーム差」で首位という少々いびつな現象が起きています。

異次元のチーム打率.349

【去年より戦力ダウンなのに打率大幅アップのなぜ? そして打率.452の首位打者にインタビューしました。記事の続きはサポートメンバー登録で読めます。ご登録お待ちしてます】

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