上沢投手に“読者の質問”を直撃「フォークの握りを変えましたよね?」

上沢直之投手がフォークの握りを変えているはず…そんな疑問の声が届きました。その真相を直撃取材しました。
田尻耕太郎 2025.07.29
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 鷹バン!の「サポートメンバー」の読者様より先日、「上沢直之投手に質問していただきたいことがあるのです」とコメントをいただきました。

 このような趣旨の質問でした。

上沢投手に聞きたいこと

<上沢投手にフォークの握りを変更したことについて、意図や感触を可能な範囲で聞いてほしいです!

 彼は元々縫い目に人差し指をかけて浅めに握っていましたが、横浜戦では中指をかけて深めに握っていました。(ヤクルト戦は見ていませんが、鹿児島での登板までは同じ握りでした)

 軌道も元は真ん中真っ直ぐの軌道から鋭く落ちるスプリット系でしたが、新球は高め真っ直ぐの軌道からボールゾーンへ大きく落ちるフォーク系になっています。

 結果的に横浜戦では、新フォークで9つの空振りを奪い、牧、宮崎、筒香(敬称略)と主軸から三振を奪っています!

 上沢投手のフォークは本来柳田選手も苦労していたほど一番の武器でしたが、オープン戦から制球に苦しんでいた印象で、中々空振りや三振を奪えていませんでした。ところが今回このフォークにメスを入れたことで、最近増やしているパワーカーブとともにバタバタと三振をとっていました!(シーズン最多タイの7三振)

 そんな上沢投手を見ていて、非常にワクワクしました!

 個人的には2025年型の上沢投手が見えてきたのでは?と思っているので、是非ご本人に意図と感触を聞いていただけると嬉しいです。>

上沢投手「はい、変えています」

 コメントを頂戴してから少し時間が経過してしまいましたが、上沢投手と2人で話す時間をようやく設けることができたので、率直に聞いてみると

「はい、フォークの握りはたしかに変えています」

 読者様の見方どおりの握りにしているといいます。

「日本ハムの時もアメリカでも、いわゆるスプリットでしたが、今はフォークという表現が合っています。もともとの投げ方でしっくりこないと思うようになった。というか、急にスプリットが思うように投げられなくなったんです」

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