松本裕樹はなぜ、159キロの魂の1球を投げに行ったのか

楽勝ムードが一転、大ピンチに。そこでマウンドに上がった松本裕樹投手がピンチを乗り切り、ホークスを勝利に導きました。自己最速159キロもマーク。9回を任される男の矜持とは
田尻耕太郎 2024.08.11
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【8月11日 ソフトバンク5-2楽天 みずほPayPayドーム】

 魂が乗り移った豪速球は、自己最速159キロをマーク。松本裕樹投手がチームの大ピンチを救う投球で勝利を呼び込み自身10セーブ目をマークしました。

 ホークスのペースで進んだ試合は8回終了時点で5-0とリード。あと3つのアウトを取る9回表、まずマウンドに上がったのは津森宥紀投手でした。しかし、死球、四球、左安打で無死満塁となり小郷選手に2点タイムリーを浴びて5-2と3点差に。なおも無死一、二塁というところで、松本裕投手はマウンドに送り出されました。

「ああいう時(セーブシチュエーションではない点差のリードで9回を迎えた時)は大体、何かあったときのために備えて、待機しています。気持ちを切らすとかリラックスするとか、そんな感じはないです」

【松本裕樹投手、160キロへの思いとストッパーの矜持。1つ1つの質問にいつものように淡々とした表情でしたが丁寧に答えてくれました。記事の続きはサポートメンバー登録で読めます。ご登録お待ちしてます】

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