“4度目”の正直で10勝到達の大津亮介、決め球「真ッチェ」を大幅減で挑んだワケ

10勝目を挙げた大津亮介投手。この日の配球は普段と違うものでした。
田尻耕太郎 2026.08.22
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「ソフトバンク7-1オリックス」(8月22日、みずほPayPayドーム)

 先発した大津亮介投手が8回108球5安打6三振2四球1失点の好投で10勝目を挙げ、自身初の2桁勝利を達成しました。

「今日に関しては本当に覚悟を決めて投げました」

 もちろん毎試合勝つつもりでマウンドに臨みますが、王手をかけてから約1か月間の足踏み。球宴前の7月18日のロッテ戦(ZOZOマリン)で9勝目を挙げるも、直近3度の登板は安定せず、白星がつかなかったのです。

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「準備の仕方とかすべて変えました。流れが悪いなと思って。1週間の過ごし方を変えて取り組みました」

 具体的な内容を訊ねると、ごまかすように小さく笑みで返されただけでしたが、「トレーニングとか変えてないですけど、そのほかのことは変えました」と話し、そのうえで「体の状態も良かったし、小さい精度のところ。両サイドの真っすぐのコントロールが課題で、今日はそれがしっかり投げられました」と成果を口にしました。

 また、ピッチングの中では配球にも工夫が見られました。

打者8人目までは「0球」

 一番の武器ともいえる特殊球の真ッチェを立ち上がりから“封印”したのです。

 3回2アウトになって若月選手を迎えるまで、打者8人に対しては1球も投げませんでした。そして立ち上がりから4回までは走者を1人も許さないパーフェクト投球を見せました。

 この試合前までの今季の投球割合を見ると、直球が28.1%とやはり一番多く、続く2番目に多く投げているのがチェンジアップで24.2%ありました。

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