【主軸に負傷者相次ぐ】ホークスは「猛打の育成」山本恵大の支配下登録をそろそろ本気で考えるべきじゃないか
まだ育成枠の山本恵大外野手ですが、ウエスタン・リーグ公式戦で打ちまくっています。
4月9日まで13試合出場で34打数16安打、打率.471、2本塁打、8打点、出塁率.581、OPS1.405という成績を残しているのです。
4月1日時点ではさらに驚異的な数字でした。21打数14安打で打率.667を残していたのです。
言い換えれば、その後約1週間は“急降下”(4月2日から、15打席連続無安打があった)で成績を落としていたということになります。
今年はウエスタン開幕前の2軍教育リーグや3軍戦などの非公式戦でも8試合、打率.517、1本塁打、9打点という打棒を発揮していました。
「不振との向き合い方」に成長あり
ファームとはいえこれだけ打てる力を示したことは大事ですが、年間を通じて多くの試合を行うプロ野球の場合は“何をやってもうまくいく絶好調”のときよりも、不調に陥ったところでどう対処するかとか乗り切るかがとても重要になります。

2軍戦前に練習をする山本恵大
その意味で、山本選手が無双状態後初のどん底をいつ、どうやって脱出するのかを注目していました。
久々のヒットが出たのは8日のウエスタン広島戦(タマスタ筑後)でした。死球、四球、三ゴロで迎えた2-2同点の7回裏2アウト三塁の打席でライトへ勝ち越しとなる適時二塁打を放つと、1点ビハインドの9回裏2アウト一塁でも同点の適時三塁打という活躍を見せました。
山本選手にさっそく取材。
「育成選手なので立場的にもすごく焦りました。でも、なんていうか、(打撃の)形や見え方はそんなに悪くなかったので、やってきたことは変えずに。考え込まないようにして1週間くらいを過ごしました」
このコメントに山本選手の大きな成長を感じました。
【山本選手が求めるべきこととは? その中で彼自身が何を考えているのか。本人や首脳陣にも取材しています。記事の続きはサポートメンバー登録で読めます。ご登録お待ちしてます】
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