ウインターリーグ派遣今オフは1/3、育成はゼロのなぜ……ホークス球団首脳の見解
今オフの若鷹たちの“武者修行”がまもなく幕を閉じます。
球団からのウインターリーグ派遣。このオフは3か所に計5名の若鷹が出向きました。
大野稼頭央投手と廣瀨隆太内野手がプエルトリコへ。
安德駿投手と庄子雄大内野手が台湾へ。
そして、澤柳亮太郎投手は沖縄へ。
プエルトリコ組は今月16日に帰国予定となっています。大野投手は現地で5試合にすべて先発で登板。0勝3敗、防御率3.54の成績でしたが、20回1/3を投げて22奪三振をマークし、今季ウエスタン・リーグでも発揮して奪三振能力を発揮しました。
廣瀨選手は20試合出場で打率.264(53打数14安打)1本塁打5打点、出塁率.344を残しました。
安德投手はリリーフで覚醒?
台湾組はすでに現地リーグ戦を終えています。安德投手は5試合に登板。最初の2試合は先発で、その後3試合はリリーフでマウンドに上がりました。トータルで2勝1敗1セーブ1ホールド、防御率1.20と安定した成績でしたが、とくにリリーフは3戦無失点の快投。12月2日のJABA(日本社会人)選抜戦では3回5三振0封で勝利投手。同5日の台湾山林戦では3―1の9回1アウト満塁で登板して、最初の打者にはフルカウントから押し出し四球を与えて前の投手が出した走者の本塁生還を許すも、その後は三振とサードゴロに打ち取ってセーブを挙げる力投を見せました。1年目の今季は右肘不調で2軍戦にも満足に登板出来ない1年間でしたが、2年目来季が非常に楽しみな右腕です。
庄子選手は18試合出場で打率.262(42打数11安打)1本塁打6打点6盗塁、出塁率.392。自慢の俊足ではリーグ2位タイの盗塁数を記録し、12月6日の台湾海洋戦では先頭打者本塁打も放つ活躍を見せました。
【去年は15名の若鷹がウインターリーグへ。今オフは5名となりました。その理由を、球団フロント首脳への取材も交えて考察しました。記事の続きは「サポートメンバー登録」で読めます。登録日を起点に1か月間、過去記事もこれからの記事も読み放題です。ご登録お待ちしてます】
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