大学で控えの育成選手に600打席…4軍制ホークスで成長のモンスター候補、重松凱人は「中村紀洋打法」を台湾WLで磨く

まるで1軍レギュラー選手ばりの打席数。ホークスの「実戦こそ最高の育成」の方針のもとで、次世代のモンスター候補がプロ2年間で大いに飛躍しました。その男は重松凱人外野手。このオフには台湾でのウィンターリーグに参戦します。
田尻耕太郎 2024.11.18
サポートメンバー限定

 ホークスの育成システムが生む「次代のモンスター候補」が、今オフはさらに一皮むけるべく海外武者修行に臨みます。

 台湾で今冬も行われる「アジアウィンターベースボールリーグ」への派遣選手が11月18日にホークス球団から発表され、重松凱人外野手がメンバー入りしました。

「今シーズンの中で出た課題をもって、秋季キャンプで練習を行いました。本来ならばシーズンオフに入ってしまいますが、このタイミングで試合に行かせてもらって早めに試すことができるのはすごくありがたいです」

2022年12月の新入団発表時の写真

2022年12月の新入団発表時の写真

 重松選手は2022年育成ドラフト9位で亜細亜大学から入団して今季2年目でした。

大学時代は公式戦12打数1安打

 ただ、大学時代はレギュラーではなかったどころか東都リーグでは4年間で9試合しか出場がなく、12打数1安打の成績しか残せませんでした。それでもホークスは(ドラフト指名時)身長186cm、体重92kgの体躯を誇りながら50m走5秒9をマークする抜群の身体能力、そして戸畑高校時代には通算28発を記録したパンチ力ある打撃など、とにかく無限の可能性を感じさせるポテンシャル系大型の右打ち外野手として期待して指名をしました。

【中村紀洋打法で臨んだ、重松選手の2年目が目を引くすごさ! 打撃向上へ台湾で試したい現在のテーマとは? 記事の続きはサポートメンバー登録で読めます。ご登録お待ちしてます】

この記事はサポートメンバー限定です

続きは、1724文字あります。

下記からメールアドレスを入力し、サポートメンバー登録することで読むことができます

登録する

すでに登録された方はこちら

提携媒体・コラボ実績

サポートメンバー限定
欠場の周東佑京、現状は?「行ける準備だけは」
サポートメンバー限定
ダウンズ会心の一撃は「通訳のおかげ」!? 山田通訳の“名案”とは?
サポートメンバー限定
大山凌が「気づいていた」こと。1軍復帰へ道筋は見えている
サポートメンバー限定
「1軍慣れ」の指摘に緒方理貢は何を思う?
サポートメンバー限定
大野稼頭央の「4回無失点」をどう見るか<起用法は?何が改善?和田毅イズ...
サポートメンバー限定
ソフトバンクは「消極的だった」選手派遣を、なぜ「行った」のか
読者限定
<タカトピ>鷹がブースト!首位快走だ。ファームも取材
サポートメンバー限定
なぜ抹消!?首位攻防でホールドの大山凌がファームに行く「明確な」理由