周東佑京、喜びと悔しさが交差したCSファイナル「城島塾の成果」「ぶっつけ本番」「選手会長」

周東佑京選手が振り返ったCSファイナル、そして今季ここまで。「もっとやんなきゃ」という本音、そこに込められた思いとは?
田尻耕太郎 2024.10.19
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 全勝突破を決めたCSファイナルの第3戦で、2-2の4回に決勝タイムリーを放ったのは周東佑京外野手でした。

「打ったのはシュートです。何回もやられるわけにはいかない。絶対にこのチャンスを生かそうと思いました」

 この打席を迎えるまで6打席安打が出ていない状況。チームのために何とかしたいという思いが体中からあふれていた中で生まれた殊勲の一打でした。

 このCSで“復活”といえば近藤健介選手の名前が挙がりますが、周東選手も左膝の不調で9月28日を最後に実戦から離れて、ほぼ“ぶっつけ本番”で臨んでいたCSファイナルでした。

 その中で最後の最後に、チームを勝利に導く安打をなぜ打てたのか。ぶっつけ本番に不安はなかったのか。そして選手会長として、どんな思いをもって戦っていたのかなど、取材しました。

――春季キャンプで城島さんに打撃を教わった。その効果も発揮されたのでは?

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