育成再契約、川原田純平「初めての挫折」を乗り越える覚悟。「意味がない」と決断した夏、令和の牛若丸は来季復活へ

今季が4年目だった川原田純平選手は来季、育成選手からのスタートになります。2024年は「挫折」だったとはっきり口にしました。令和の牛若丸と呼ぶにふさわしい、あの華麗な守備を再び。
田尻耕太郎 2024.11.16
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 川原田純平内野手が16日、育成選手として再契約を結びました。年俸は現状維持(推定570万円)とのことです。

「今までの野球人生を振り返って、あんまり挫折というのをしてこなかったけど、今年1年は初めて挫折というかいろいろなことを感じました」

 青森山田高校から入団して、2年目で1軍デビューを果たし、3年目の昨年も1軍で2試合に出場しました。

 しかし4年目だった今季、宮崎春季キャンプの最終盤で悲劇が起きました。特守を行っていた際に右足首を負傷。その怪我がかなり重症で、その後はずっとリハビリ組となりました。結局8月に「右足三角骨摘出術」を行い、復帰まで約2~3か月と診断されていました。

 ただ、なぜ手術が夏場までずれ込んだのか、ずっと疑問に思っていました。そこには川原田選手の葛藤がありました。当時の心境などを話してくれました。

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