【契約更改あるある】リリーフ査定が辛い!?「50試合登板」は本当に難しくなったのか検証してみた
ホークス必勝リレーの一角、藤井皓哉投手が昨年に引き続き、契約更改の席でリリーフ投手の査定見直しについて球団に訴えたことを明かしました。
24日、みずほPayPayドーム内の球団事務所で契約更改交渉を行い今季の年俸7000万円から5000万円増となる年俸1億2000万円でサインしました(金額は推定)。
戦力外→独立リーグ→1億円プレーヤー
藤井投手は広島カープを戦力外となり、再起を誓って四国アイランドリーグplusの高知ファイティングドッグスでのアピールを経て、2022年に育成契約でホークスに入団してNPB復帰。その際は年俸550万円でした。それが約22倍に膨らんでついに大台突破。「プロ野球なのでこれからも戦力外になる選手はいる。その中で、もう一回できるという道しるべのような存在になれればいいなという思いでやってきた。目に見えて数字が変わってきたことは自分が目標にしていたことなので良かったです」と感慨深げな表情で話していました。
今季は主に「7回の男」として51試合に登板し、2勝3敗2セーブ19ホールド、防御率1.44の成績でした。それでも藤井投手は「投げている感じが良くなかった」と反省の弁。勝ちパターンの1人としてリーグ連覇と5年ぶり日本一に大きく貢献したことは喜びつつも、自身の投球については課題が多かったと振り返りました。さらに大きな刺激となったのが、阪神でプロ野球新記録の50試合連続無失点をマークし、防御率0.17を残した石井大智の存在だったと言います。
「同じ立場、同じリリーフとして本当にすごい」
契約更改後に会見を行った藤井皓哉投手
奇しくも同じ四国IL・高知でプレーした経験のある後輩に負けじと「なるべく0に近い数字を目指していきたい」と目標を口にしました。
先発とリリーフの「査定基準」
そうした中で、契約交渉の中で球団へ要望したのがリリーフ投手の査定システムの見直しについてでした。
【藤井投手の言い分に整合性は? それを検証したうえで、プロ野球の現場取材者としての私見も。記事の続きは「サポートメンバー登録」で読めます。登録日を起点に1か月間、過去記事もこれからの記事も読み放題。月末でも安心してご加入ください。ご登録お待ちしてます】
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