王貞治会長、2024・年始のことば「失った3年間を取り返す」

　鷹バン！をご購読いただいている皆様、改めまして新年あけましておめでとうございます。

　2024年も皆様に喜んでいただけるニュースレターをお届けできるよう尽力してまいります。私も今年8月で46歳になりますが、ホークスを取材する「タカ番」となって今年で23年目となります。

　人生のちょうど半分をホークスと共にすることになる特別な1年です。

　この「鷹バン！」を皆様と一緒に育て上げていきたいと思っております。本年も引き続き宜しくお願い致します。

　さて、1月5日、ホークスも始動しました。球団の仕事始めにあたりPayPayドームでは鏡開きも行われました。王貞治会長も出席。毎年王会長の言葉を聞くのが私自身の仕事始めにもなります。

　王貞治会長の年始の言葉。2024年にかける思いを、このニュースレターではお届けします。

――いよいよ新しい1年が始まります。今のお気持ちは？

「過去を振り返ることはあんまり好きじゃないんですけど、やっぱりこの3年間で失ったものは、ものすごく大きいと思ってます。ただそれを取り返すのは今年からの戦いですからね。昨年以上に厳しい戦いであると認識した上で、やっぱり各人が自分のやるべきことをしっかりやる。基本に戻って、ということですね。 　負けて振り返ってみると、やっぱり基本がちょっと緩やかだったかなとか、徹底してなかったかなとか、そういうことが出てきます。小久保新監督のもと気分一新して、新しい目標を立ててそれを実現するべく、みんなで頑張っていきたいと思います」

――小久保監督が就任されました。常勝軍団復活に向けてどのような戦いを期待しますか？