前田悠伍が隅田知一郎と同じ「イメージ」で投げていた。成長確信の自己タイ148キロ

”ミニキャンプ”の成果は確かでした。前田悠伍投手が投球フォームの改良に成功しました!その手ごたえの中で、興味深い「ワード」を口にしました。
田尻耕太郎 2025.05.08
サポートメンバー限定

【5月7日 ウエスタン・リーグ ソフトバンク5―3広島 タマスタ筑後】

 2年目の前田悠伍投手が4月11日以来の“中25日”で臨んだマウンドで「プロに入ってから一番速かった」という148キロをマークしました。

 1回表1アウト走者なし、広島の2番・前川選手への初球で大阪桐蔭高校時代にマークした自己最速タイとなる148キロをたたき出すと、続く3番・佐々木選手には2球連続で148キロをマークしました。

 この日のストレートは全体的に力強さがあり、その分だけ変化球もかなり効果的でした。初回は走者を2人背負う場面もありましたが、5番・ラミレス選手に対してはチェンジアップを3球続けて空振り三振。また、2回表2アウト走者なしで対戦した内田選手に対してはカーブを3球続けた後に一転して3球連続ストレートを投げ込んで空振り三振を奪ってみせました。

 3回2/3で60球、4安打5三振1死球無失点という内容。予定の球数に達して交代となりましたが、見ごたえ十分なピッチングでした。

 前田悠投手が3週間以上も登板がなかったことについての狙いなどは、先日のニュースレターでお届けした通りです。下のリンク先の記事を改めてご覧ください。

 それを踏まえたうえで、実のあるボールというか、実のある投球フォームで投げた結果の大収穫だったと思います。

【前田悠伍への直撃取材。そして彼が発した一言は、隅田知一郎投手(西武)や田嶋大樹投手(オリックス)と同じでした。記事の続きはサポートメンバー登録で読めます。ご登録お待ちしてます】

この記事はサポートメンバー限定です

続きは、1155文字あります。

下記からメールアドレスを入力し、サポートメンバー登録することで読むことができます

登録する

すでに登録された方はこちら

提携媒体・コラボ実績

サポートメンバー限定
リチャードの凍りついた心を動かした“言葉”たち。トンネル脱出に光、2戦...
サポートメンバー限定
“ノーヒットツーラン”からの修正。21歳井﨑燦志郎は若鯉打線にどう立ち...
読者限定
<タカトピ>涙のサヨナラを機に急浮上。「大越4軍」は熊本でついに始動
サポートメンバー限定
前田純の「1球目」に感じた異変。一旦リフレッシュさせるべきではないか
サポートメンバー限定
「また俺かよ…」を乗り越えた。牧原大成が2戦連続で“勝利の使者”に
サポートメンバー限定
涙のサヨナラ打!川瀬晃が、周東と栗原の隣で固めた決意
サポートメンバー限定
野村勇が語った“三塁へ走ろう”と思った背景。久々打席についても取材
サポートメンバー限定
前田悠伍「151キロ」マークも苦笑いのワケ。それでもフォーム改善に“兆...