小久保監督に「不思議な質問ですけど」と返され分かった、7番山川穂高に見た小久保野球
鷹バン!を待っていただいている皆さん。こんにちは。少し間が空いてしまいました。申し訳ございません。来週発売の雑誌「Number」の執筆に追われておりました。先日入稿が終わり、昨日の試合中に「初校」チェックも済みました。
10月23日発売のNumberは「黄金期を築くドラフト戦略」が特集です。私はホークスの2011年~2020年の10年間にかけてリーグ優勝5回、日本一7回の“原点”となった「2010年ドラフト」の原稿を担当しております。まだ詳しくは言えませんが、
『飢えた若鷹を育て上げよ。』(仮題)
『フルスイング、時々、カルピス』(仮題)
この2本、併せて8ページ。楽しみにお待ちください。
では、取材記事をお届けします。
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「何で?不思議な質問ですけど」
15日のCSファイナル初戦。ホークスは延長10回裏1アウト満塁で、7番山川穂高選手にサヨナラ安打が飛び出して劇的勝利。アドバンテージを含めて2勝0敗としました。
パ・リーグのCSでアドバンテージを持った球団が初戦を勝利した場合、突破率100%!
ホークスは力強いデータと共に第2戦以降に臨んでいきます。
このCS、私は山川選手がキーマンだと思っていました。後だしジャンケンのようで申し訳ないですが、第1戦に限らず2戦目以降も山川選手はカギになると思っています。かなり顔ぶれが戻ってきたとはいえ、近藤健介選手は不在での戦い。やはりポイントゲッターの存在は大きいと考えたのです。
また、山川選手はレギュラシーズンを2試合連続ホームランで締めくくるなど、復調の気配を見せていました。先日のニュースレターでお届けしたように“根拠”もありました。やってくれるのではないかという期待込みでのキーマンです。
だから、私は山川選手をどの打順で起用するのか注目していました。第1戦は「7番山川」。4番に座ったのは中村晃選手でした。
試合後、小久保裕紀監督にその理由を訊ねると、「え?」という反応。想定外の質問だったようです。
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