松本裕樹が“今季最速154キロ”を投げたことの意味「自分でもどんな感じになるか」

昨年痛めた右肩の不安を吹き飛ばすような1球でした。松本裕樹投手に取材しました。
田尻耕太郎 2025.04.15
サポートメンバー限定

 松本裕樹投手の「渾身の1球」にしびれました。

 1-1の同点に追いついた直後の8回表に登板。1アウトから小深田選手に右前安打を許し、その後盗塁を決められて得点圏に。浅村選手は申告敬遠。2アウトながら一、二塁とされた場面で、松本裕投手の中でスイッチが入ったのです。

 対する4番・阿部選手には全球ストレート勝負。

 150キロ台3球で1ボール2ストライクと追い込むと、勝負の4球目で外角低めに投げ込んだのは154キロストレートでした。空振り三振。ピンチを脱すると、会心のガッツポーズも決めました。

 154キロは今季最速。小久保裕紀監督も「今年一番腕を振っていたんじゃないかな」と振り返っていました。

【「自分のどんな感じになるかな」と、様々なことを感じ、考えながらマウンドに上がっている松本裕樹投手に、試合後取材をしました。記事の続きはサポートメンバー登録で読めます。ご登録お待ちしてます】

この記事はサポートメンバー限定です

続きは、894文字あります。

下記からメールアドレスを入力し、サポートメンバー登録することで読むことができます

登録する

すでに登録された方はこちら

提携媒体・コラボ実績

サポートメンバー限定
大山凌にこの夏、何が起きていたのか。「点と点で」の悔いと「気づけた」学...
サポートメンバー限定
桑原秀侍がドーム弾の“新打撃フォーム”に手応え
サポートメンバー限定
「1年目で四番はすごいぞ」――19歳ザイレンの理想の打者とは?
サポートメンバー限定
佐々木麟太郎と「丸かぶり、全部が」。四天王の一角、ホークス佐倉侠史朗が...
サポートメンバー限定
「杉山マッスル」と柳田から三振とった「新球磨き」を求めて――大竹風雅の...
サポートメンバー限定
正木智也、筑後秋季練習に合流。一塁守備「基礎から、もう一回」
サポートメンバー限定
支配下登録→育成逆戻りの通告……当事者の声<宮崎颯投手に取材>
サポートメンバー限定
まだやれる。能力を眠らせるのは勿体ない。ヒントに気づく「心の視野」を広...