今季14年目の甲斐拓也が国内FA権を取得「感謝の気持ちで溢れています」
ホークスの甲斐拓也捕手が13日、国内FA権を取得しました。
甲斐選手は球団を通じて、次のようなコメントを寄せています。
「まず育成選手として入団した自分が、FA権を取得するまできたのは、家族と沢山の関係者を含め、多くの方々の支えがあったからだと思います。育成からの積み重ね、支配下登録、そして一軍で起用していただいた球団と歴代の首脳陣の方々には感謝の気持ちで溢れています。一軍の舞台でプレーしてきた証であるFA権を取得できたことは、プロ野球選手として大変嬉しく思います。今は小久保監督を胴上げすることしか考えていません。その為に一日一日精進し、福岡ソフトバンクホークスの力になれるようにしていきたいです」
甲斐選手は大分県出身の31歳。楊志館高校から2010年育成ドラフト6位でホークス入りしました。同期には柳田悠岐選手(同年2位)、千賀滉大投手(同年育成4位)、牧原大成選手(同年育成5位)がいます。
2017年にレギュラーを獲得し、同年から6年連続でゴールデングラブ賞を獲得。ベストナインにも3度輝き、ホークスの正捕手として長く活躍しています。今季がプロ14年目のシーズンです。
昨オフの契約更改で球団から複数年契約の打診があったが、それを断り単年契約を結んでいます。今オフの動向が気になるところではあります。
甲斐選手は昨年12月の時点で「 複数年の話もあったんですけど、もちろん僕らは1年、1年が勝負。単年でやっていこうとなりました。どちらにしてもFAどうこうではない。取得するのは(最短でも)来年(2024年)なので、(考えるのは)来年を迎えてからでもいいんじゃないかと」と話していました。
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